独経済:来年は回復の裾野広がる、個人消費や企業投資拡大で-S&P

米格付け会社のスタンダード・ アンド・プアーズ(S&P)は、2011年のドイツ経済について、個 人消費や企業投資の伸びが加速し回復の裾野が広がるとみている。

S&Pの欧州担当チーフエコノミスト、ジャンミシェル・シース 氏は16日に電子メールで、ドイツの家計支出の伸びは来年2%増と 今年の0.5%増を上回り、企業投資の伸びも今年の10%から来年は

10.5%に加速するとの見通しを示した。

ドイツ経済は今年、企業が輸出需要に対応するため雇用と生産を 増やした結果、個人消費が刺激され、ユーロ圏の成長に寄与した。S &Pは、各国で導入された景気刺激策の縮小に伴い輸出が減少し、ド イツの景気回復ペースは鈍化する可能性があるものの、安定を増した 基盤の上で内需の拡大が引き続き景気を支えるだろうとの見通しを示 した。

シース氏はリポートで、「輸出の伸びは頭打ちとなるものの、内 需や企業の設備投資、家計消費が回復の幅を広げる可能性が高い」と 記した。

S&Pはドイツの国内総生産(GDP)について、今年の3.5% 増見通しから11年は2.4%増、12年は2.1%増に鈍化するとみてい る。

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