スクエニ:今期の利益予想、最低に-「FF14」延期などで(訂正)

ゲームソフト制作大手スクウェ ア・エニックス・ホールディングスは16日、今期(2011年3月期) の利益予想を、過去最低の水準に下方修正した。人気シリーズ最新作 であるオンラインゲーム「ファイナル・ファンタジーⅩⅣ(14)」の 出来ばえが不十分として、有料化を延期したことなどが響いた。

純利益予想は従来比92%引き下げ10億円、営業利益についても 同60%減の80億円とした。16日に東証で記者会見した和田洋一社長 によるといずれも、03年に旧スクウェアと旧エニックスが合併し発足 して以来、最低の水準。売上高予想は同19%下げ1300億円とした。

FF14については10日にオンライン版の課金延期と、ソニー・ コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション3」向けソ フトの発売延期を発表していた。さらに来年1-3月の予定だった人 気作「Deus Ex(デウスエクス)」の発売も来期に先延ばしし た。

和田氏は、修正の要因の大半は2作品の延期による売り上げ減が 占めていると説明。「雑なもの」の制作を防止するため、開発体制の 「スケジュールやクオリティを全部見直している」と語った。現行で 20円としている期末配当予想については「安定配当を旨としており、 今は変更は考えていない」と述べた。

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