バーゼル委の流動性基準案、欧州の銀行業界の「懸念」に拍車

欧州の銀行はバーゼル銀行監督 委員会がまとめた新たな流動性基準案の順守を求める市場の圧力に直 面する可能性があり、利益が脅かされかねない。欧州の銀行業界団体 が懸念を表明した。

業界団体によると、流動性措置は予定される2018年の適用前に 修正される可能性があるにもかかわらず、投資家に直ちに金融機関の 健全性の尺度と受け止められる恐れがある。同案はバーゼル銀行監督 委の新たな自己資本規制案「バーゼル3」の一環として16日にも詳 細が発表される。

欧州銀行連盟(EBF)は電子メールで、「金融アナリストが銀 行を評価する際の明確な基準として受け止めることが強く懸念される」 と表明。「既に厳しい状況にある銀行に一段の圧力がかかる恐れがあ る」と指摘した。

バーゼル委は9月、安定調達比率(NSFR)の潜在的影響を18 年までの期間に評価し、必要に応じて修正する方針を示していた。

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