ゴールドマンのツェ氏、アジア重点投資のヘッジファンド計画-関係者

米ゴールドマン・サックス・グル ープのプリンシパルストラテジーズ部門グローバル責任者を務めるモ ルガン・ツェ氏は、アジアに運用資産の75%を投資するグローバル・ ヘッジファンドをスタートさせる計画だ。事情に詳しい関係者2人が 明らかにした。

関係者が情報の非公開を理由に匿名で語ったところでは、来年3 月末に取引の開始を予定するヘッジファンド会社アゼンタス・キャピ タル・マネジメント(香港)は、ゴールドマンの複数のパートナーが 投資に関心を示しているが、同社のバランスシートの資金による支援 は行わない。広報担当のエドワード・ネーラー氏はコメントを控えて いる。

ゴールドマンやJPモルガン・チェースは、自己勘定取引の制限 を盛り込んだ金融規制改革法(ドッド・フランク法)に対応すべく動 いている。事情に詳しい関係者2人は9月時点で、収入の約1割を自 己勘定取引で稼ぎ出していたゴールドマンが、プリンシパルストラテ ジーズ部門の解散を決めたと述べていた。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が16日、マーケティング 担当者の話として報じたところでは、アゼンタスは当初、10億-15 億ドル(約840億-1260億円)を運用し、金融危機発生後に新たに設 立されるヘッジファンドとしては最大規模となる見通し。

関係者によると、アゼンタスが取引を開始する前にファンドに携 わるチームがゴールドマンを離れる予定。ツェ氏(45)が最高投資責 任者(CIO)としてアゼンタスを率いる。同氏は11月初めにマーケ ティング活動に入る以前から有力投資家と協議を重ねていた。関係者 らは、ゴールドマンの資産運用部門が投資する可能性も否定していな い。

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