日本除くアジアのヘッジファンド、11月の資金流入額が地域別で最大

日本を除くアジアのヘッジファン ドは今年初めて月間の資金純流入額が地域別で最大となった。新興市 場資産に対する需要の高まりを反映するものだと、シンガポールの調 査会社ユーリカヘッジは指摘した。

ユーリカヘッジが電子メールで配布したリポートによると、日本 を除くアジアに投資するヘッジファンドには11月に8億6000万ド ル(約724億円)が集まり、4カ月連続で資金純流入となった。北 米のヘッジファンドは10カ月連続の資金純流入で、11月は6億 6000万ドルを集めた。一方、欧州のヘッジファンドは域内のソブリ ン債危機のあおりを受け、10億5000万ドルの純流出だった。アジ アのヘッジファンドの運用資産は2008年12月以降で初めて1250 億ドルを上回った。

ユーリカヘッジはアジアのヘッジファンドの人気について、高パ フォーマンスや経済成長を期待した域内証券への需要増大が背景にあ ると分析した。同社の日本を除くアジア指数は、今年初め以降11月 までのリターンがプラス9.4%と、世界のヘッジファンドの指数のプ ラス7.7%を上回っている。

リポートは「日本を除くアジアのファンドが最近一貫して目覚ま しいリターンを記録しているため、投資家の間ではこれらのファンド 運用者への注目が高まっている」とし、「同地域のヘッジファンドへ の今後の資金流入の見通しに依然として強気」な見方を示した。

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