前原外相:上半期に日米共同宣言を、自身は1月訪米-講演

(前原氏の発言を追加し、更新します)

【記者:坂巻幸子】

12月16日(ブルームバーグ):前原誠司外相は16日午後、都内 で行われた読売国際経済懇談会で講演し、菅直人首相が来年上半期に 訪米、オバマ大統領との首脳会談を行い、日米同盟の深化を目指す新 たな日米共同宣言をまとめてほしいとの考えを表明した。

前原氏自身も1月に訪米し、宣言の中身を詰める作業を加速化し たい意向を示した。「外交・安全保障、経済協力関係、人的文化的交 流、この3本柱それぞれにさまざまなアジェンダを作って、それを具 体的に前に進めていくということをやっていきたい」と強調した。

また、米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移転問題につ いて前原氏は、首相訪米までに解決を図るとの期限は付けない方針を 示した。

前原氏は、普天間飛行場の県外移転を主張した仲井真弘多氏が知 事選で再選されたことを指摘した上、「民意を受けて当選したことに 対しておわびとお願いをしていくのに期限を区切ってお願いすると いうのは、非礼に当たるだろう」と指摘。「できるだけ早く物事を解 決することは大事」としたものの、首相訪米とリンクさせることはし ないとの理解を米政府からももらっていることを明らかにした。

北朝鮮問題について前原氏は、中国の6カ国協議の議長国として の役割は極めて大きい、と述べた。中国の軍事費増強に関しては懸念 を示した。

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