米大型株上昇へ、魅力的投資先-レッグ・メイソンのハグストローム氏

米大型株は今後上昇するとレッグ・ メイソン・キャピタル・マネジメントで成長株を運用するロバート・ ハグストローム氏が予想している。投資家が質やリターンを求めて債 券ファンドから資金を移すとみているためだ。

ハグストローム氏は、ブルームバーグラジオの番組「ブルームバ ーグ・サーベイランス」の司会者トム・キーン氏とのインタビューで、 「向こう5年間で株価が楽に倍になると私が考える質の高い大型の多 国籍企業株の数は多く、債券や現金に比べて著しく大きなリターンが 見込める。それが次の戦略だ」と語った。

同氏はネットワーク機器最大手のシスコシステムズや医薬品開発 のアボット・ラボラトリーズ、心臓用電子装置メーカー最大手のメド トロニックの株価について、今後何年も増益が期待できないことを示 唆するような水準で取引されていると指摘。25年のキャリアを振り返 っても「株価が妥当でない銘柄の分析がかつて経験がないほど容易な 時期だ」とした上で、「多くの人々が株式市場を敬遠しているため、心 理的には大変だ」と付け加えた。

2008年にはS&P500種株価指数の騰落率がマイナス38%と、過 去70年で最悪のパフォーマンスを記録する中で、投資家らは株式ファ ンドから債券ファンドやマネー・マーケット・ファンド(MMF)に 資金を移した。米投資信託協会(ICI)によると、今年1-10月は 株式ファンドから297億ドル(約2兆5000億円)の資金が流出する一 方、債券ファンドに2670億ドルが流入した。

ハグストローム氏は、11月初め以降の米国債や地方債相場の下落 によって債券ファンドに対する需要が抑えられているとした上で、米 大型株が代替投資先として最も魅力的だと述べた。米資産運用大手レ ッグ・メイソン傘下のレッグ・メイソン・キャピタル・マネジメント の9月末時点の運用資産は155億ドルに上る。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE