新生銀株が半年ぶり高値に、優先出資証券の公開買付けで利益計上へ

新生銀行株が一時、前日比4.6% 高の92円と6月24日(92円)以来、約半年ぶりの高値を付けた。海 外市場で米ドル建て優先出資証券の公開買付けを実施した結果、250 億円程度の利益を計上する見込みと前日に発表。最終利益水準の高ま りを見込む買いが優勢になった。

新生銀が15日の取引終了後に発表したリリースによると、同行は 子会社が発行した米ドル建てステップアップ条項付配当非累積型永久 優先出資証券について、海外市場で公開買付けを実施し、その結果250 億円程度の利益計上が見込まれるという。同行では、今後のバーゼル Ⅲ導入の方向性を踏まえ、適正な自己資本比率を確保しながら「普通 株等Tier I」の増強を図るとともに、優先出資証券に対する今後の配 当負担の軽減につながると説明している。

証券ジャパンの大谷正之調査情報部長は、「ストレートに利益が出 て評価されている」と指摘した上で、優先出資証券の発行から「4年 たった間に会社の体質改善が進み、体力がつき、買い戻せるようにな ってきたということも評価されているのだろう」 との認識を示した。

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