あおぞら銀株2年ぶり高値、業績改善評価しゴールドマンは買い判断

あおぞら銀行が急反発。同行の業 績内容の着実な改善を市場が織り込むにつれ、株価純資産倍率(PB R)の上昇が見込まれるとし、ゴールドマン・サックス証券では投資 判断を新規に「買い」とした。株価の先高期待が高まり、一時前日比

9.2%高の167円と2008年10月1日(168円)以来、約2年ぶりの高 値を付けた。

ゴールドマン証の鮫島豊喜アナリストは15日付のリポートで、同 証が予想するあおぞら銀の2011年3月期完全希薄化後PBR(株価純 資産倍率)は0.52倍と、セクター平均の0.73倍を下回っており、こ れは株式市場が同行の収益性改善などを織り込んでいないことを示し ていると指摘。その上で、「業績内容は着実に改善」しているとし、投 資判断「買い」、目標株価190円で調査を開始した。

鮫島氏は、同行の「収益性の改善」「資産の質の改善」「優れたコ スト管理」「質の高い資本基盤」の4点を現状の株価水準は織り込んで いないと見ている。「不良資産の大半は償却、引当て実施済みと見られ、 今後は資金調達コストの減少、経費率の改善、低い追加増資の必要性」 が予想されるという。これらの要因により、同行PBRは、同証目標 株価水準の0.64倍まで上昇するとの見方を示した。

同証では、11年3月期のあおぞら銀純利益を、会社側予想の前期 比153%増の210億円を上回る前期比275%増の312億円になると予想 している。

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