三井ハイ株が急落、リードフレーム不振と円高で営業赤字へ

三井ハイテック株が急落。半導体 市場の在庫調整でICリードフレームの受注が予想を下回り、今期 (2011年1月期)は連結営業赤字に転落する見通しになった、と15日 発表した。収益悪化を失望した売りに押されて前日比7.8%安の475円 まで下げ、8月10日以来4カ月ぶりの日中下落率を記録した。

今期の連結営業損益は5000万円の黒字予想が一転、6億5000万円 の赤字(前期は42億8500万円の赤字)となる見込み。ICリードフレ ームの受注減に加え、ドル円レートが想定の1ドル=90円に対して円 高で推移していることも響く。

総務管理部長の白石正明氏によると、ハイブリッド車に供給する鉄 心(モーターコア)やプレス用金型は、ほぼ計画通りに進ちょくしてい る。しかし、家電エコポイント制度の半減に伴う駆け込み需要の反動な どもあって「連結売上高の6割を占めるICリードフレーム事業で受注 が大幅に減少した影響が大きい」という。

為替については、上期は平均してほぼ想定レートの水準で推移した が、8月以降に円高が一段と進行したため、「下期には3億円強の為替 差損が発生する見込み」と、白石氏は話していた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE