リーマン返済計画に対案、ポールソンなど提出-より均等な分配求める

経営破たんした米証券会社リーマ ン・ブラザーズ・ホールディングスに債務返済を求める債権者の一部 は、総額575億ドル(約4兆8400億円)とみられる資金の分配を同社 提案よりも一段と均等に受けられる独自案をニューヨーク・マンハッ タンの米連邦破産裁判所に提出した。

行動を起こしたのは、ニューヨークのヘッジファンド会社ポール ソンや米最大の公的年金基金、カリフォルニア州職員退職年金基金(カ ルパース)を含む10の債権者で構成するグループで、以前に同裁判所 でリーマンの提案は不適切だと指摘していた。同社に対する債権は 120億ドル超と主張している。

ブライアン・マーサル最高経営責任者(CEO)率いるリーマン が3月に提出した当初案によれば、分配金は額面1ドル当たり約15 セントから44セントまで幅があり、無担保優先債の保有者への支払い は同17.4セント。ポールソンやカルパースなどの債権者グループの提 案では同24.5セントとなっている。

同グループに加わっているファー・ツリー・パートナーズのディ レクター、デービッド・サラニック氏は電子メールで配布した資料で 「リーマンの全債権者にとって公平な分配を示す提案だ」とコメント した。

リーマンは15日の発表文で、同社の提案は「主な利害関係者らと の交渉を基にしたもの」と説明。こうした関係者や無担保の債権者委 員会との間で基本合意に向けた話し合いを続けてきたとしている。

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