米CFTC:商品取引の投機規制を検討-1月の導入期限順守は不可能

米当局は今週、商品取引の投機 抑制を目指す規制について検討している。金融業界が規制導入の延期を 要請する一方、米デルタ航空などの企業は規制強化を求めている。

米商品先物取引委員会(CFTC)のゲンスラー委員長は15日、 ワシントンで開かれた下院農業小委員会の公聴会で、原油や天然ガス、 銀、金などの商品取引規制は期限である来年1月半ばまでに導入できな い見通しであることを明らかにした。CFTCの委員は16日の会議で 持ち高制限について検討する。

ゲンスラー委員長は「あす何らかの提案を行えば相応な意見聴取期 間が必要になるだろう。そのような性質上、1月の期限は過ぎる見通し だ」と表明。「そのため、議会に対しては期限には間に合わないと説明 する方針だ。この件について、規定された期日までに決着させることは できないだろう」と述べた。

大口トレーダーによる原油やガソリン、ヒーティングオイル(暖房 油)、天然ガス市場への影響を抑制することを目指す持ち高制限はドッ ド・フランク法に盛り込まれており、制限方法をめぐってCFTCに数 百件の意見が寄せられている。CFTCのウェブサイトによると、CF TCは銀行や石油会社、ヘッジファンドなどと開いた400回以上に及ぶ 会議のうち少なくとも75回でこの問題について協議した。

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