カナダ・ドル:主要通貨に対し上昇-スペインが格下げ方向見直しで

【記者:Chris Fournier】

12月15日(ブルームバーグ):15日の外国為替市場でカナダ・ ドルは主要通貨に対して上昇。格付け会社ムーディーズ・インベスタ ーズ・サービスがスペインの信用格付けを引き下げ方向で見直すと発 表したのを受け、ユーロ圏の債務危機が波及するとの懸念が再燃した。

カナダ・ドルは対ユーロで約3カ月ぶり高値近くまで上昇。ユー ロはほとんどの主要通貨に対して値を下げた。カナダ最大の貿易相手 国の米国で上院が景気拡大を促すために減税延長法案を可決したのに 伴い、カナダ・ドルは米ドルに対しても強含んだ。

カナダ・ドルはトロント時間午後5時(日本時間16日午前7時) 現在、ユーロに対して前日比1.4%高の1ユーロ=1.3279カナダ・ ドル。一時は同1.5%高の1ユーロ=1.3260カナダ・ドルと、日中 の取引ベースでは約3週間ぶりの大幅上昇となった。前日は1.3461 カナダ・ドル。今月2日には1.3206カナダ・ドルと、9月14日以 来の高値を付けていた。

対米ドルでは、0.2%高の1米ドル=1.0046カナダ・ドル。一時 は1.001カナダ・ドルと、前回パリティー(等価)水準を付けた11 月11日以来の高値に上昇した。前日は1.0062カナダ・ドルだった。

カナダ国債相場は上昇。10年物国債(表面利率3.5%、2020年 6月償還)利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 低下して3.33%。前日は一時3.37%と、6月21日以来の高い水準 を付けていた。価格は12セント高の101.40カナダ・ドル。

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