ブラジル株:ボベスパ指数は続落、金利先高観や欧州債務懸念で

15日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が続落。金利先高観が高まったことが売り材料とな ったほか、格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがス ペインの信用格付けを引き下げ方向で見直すと発表し、欧州債務危機 で世界の景気回復が足踏みするとの懸念が再燃した。

金属相場の下落を受け、鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレが安 い。フィブリア・セルロージを中心に紙パルプ株も下落。価格見通し への懸念から、ゴールドマン・サックス・グループが同社株の投資判 断を「買い」から「ニュートラル(中立)」に引き下げたことが手掛か り。住宅建設のMRVエンジェニャリア・エ・パルチシパソンエスは ここ1年余りで最大の下げ。同社のルーベンス・メニン・テイシェイ ラ・ソウザ社長が持ち分を34.6%から32.1%に減らしたとの届け出が 嫌気された。

メルカト・ジェスタン・ジ・レクルソスで28億レアル相当の運用 に携わるロニ・ラセルダ氏は、「より慎重になる時期だ」と指摘。「ブ ラジルの見通しは良好だが、中国のインフレが懸念材料であるほか、 欧州問題が亡霊のようにさまよい続けている」と述べた。

ボベスパ指数は前日比1.3%安の67870.14。同指数構成銘柄のう ち値下がりは51銘柄、値上がりは15銘柄。BM&Fボベスパ小型株 指数は同1.1%安。通貨レアルは0.7%安の1ドル=1.7095レアル。

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