英国債:10年債下落、7カ月ぶり高利回り-インフレ懸念が台頭

英国債市場では10年債利回り が7カ月ぶり高水準付近で取引された。イングランド銀行(英中央銀 行)がインフレ抑制で難航するとの懸念が広がった。

この日発表された、11月の英国の失業者数は市場予想よりも小 幅な減少にとどまった。インフレ見通しの指標となる10年物ブレー ク・イーブン・インフレ率(BEI)は6カ月ぶり高水準に達した。 14日の経済統計で、英国のインフレ率が11月に政府目標上限の 3%を上回ったことがきっかけ。

RBCキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、サム・ヒ ル氏(ロンドン在勤)は、「債券相場がこのような急激なトレンドに ある場合、こうした流れを支援する要因に便乗するのは容易だ」と発 言。「経済データは緩やかな回復が続くことを示している」ことから、 イングランド銀から近い将来に「極端な政策を打ち出される公算は小 さいだろう」と続けた。

ロンドン時間午後4時28分現在、10年債利回りは前日比2ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.62%。一時は5 月20日以来の高水準となる3.65%を付けた。同国債(表面利率

4.75%、2020年3月償還)価格は0.18ポイント下げ108.80。5 年債利回りは4bp上げ2.35%。

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