欧州株:8日ぶり下落、スペインの格付け見直しで-銀行株が安い

欧州株式相場は反落。格付け 会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがスペインの信用格付 けを引き下げ方向で見直すと発表したことが背景にある。前日までは 過去6カ月で最長の上げだった。

スペインのサンタンデール銀行とビルバオ・ビスカヤ・アルヘン タリア銀行(BBVA)が下げた。スペインの衣料小売り、インディ テックスは5.5%下げた。売り上げの伸び悩みが嫌気された。

製薬株が上昇したため、相場全体の下げは限定的となった。スイ スの製薬会社、ノバルティスが眼科製品の米アルコンの経営権を完全 把握すると発表したことが買いを誘った。

ストックス欧州600指数は前日比0.4%安の276.53で終了。 一時は0.7%下げた。中国の利上げ見送りや、米小売統計で世界景気 に対する楽観が高まったことから、同指数は前日まで7日続伸してい た。

BGCパートナーズのマーケットアナリスト、デービッド・ビュ ーイック氏(ロンドン在勤)は、「大きな不透明感が市場に広がった」 と述べ、「スペインは大きな国で、経済規模はギリシャとアイルラン ド、ポルトガルを合わせた2倍に相当する。ただ、相場は若干下落し ても、再び上昇するだろう」と続けた。

15日の西欧市場では、18カ国中10カ国で主要株価指数が下落。 スペインのIBEX35指数は1.5%下げた。ムーディーズは、スペ インの信用格付け「Aa1」を引き下げ方向で見直すことを明らかに し、同国政府が来年1700億ユーロを調達する必要があると指摘した。

サンタンデール銀は2.6%安、BBVAは2%下げた。

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