英BP:カナダの液体天然ガス関連資産の売却目指す-関係者

英石油会社BPはカナダにある天 然ガス関連のパイプラインとプラントの売却先を探している。同社は 成長が比較的鈍い事業からの撤退に動いており、売却額は20億ドル (約1700億円)以上に達する可能性がある。事情に詳しい複数の関係 者が明らかにした。

協議は非公開だとして同関係者らが匿名で語ったところでは、B Pは液体天然ガスを取り扱う資産の売却先探しでクレディ・スイス・ グループを起用。来年始まる入札への参加が見込まれる買い手候補に は、カルガリーのプロビデント・エナジー・トラストといった中流部 門のエネルギー会社やインフラ投資ファンドが含まれるという。

BPが成熟事業を手放している背景には、メキシコ湾での原油流 出事故を受けて推定400億ドルの費用負担を迫られ、トニー・ヘイワ ード最高経営責任者(CEO、当時)が辞任に追い込まれたことがあ る。BPは7月、300億ドルの資産売却を計画していると表明。これ までにコロンビアやパキスタンなどの資産売却で計210億ドルを調達 した。

INGホールセール・バンキングのアナリスト、ジェイソン・ケ ニー氏(エディンバラ在勤)は、BPは保有資産を整理していると指 摘。「これらはインフラ資産だ。これまでに上流部門の天然ガス関連資 産を処分してきており、この分野は重要ではなくなった。BPの大幅 に加速した資産処分計画は非常に成功している」と語った。

BPカナダの広報担当メラニー・オストポウィッチ氏は、BPが 原油流出事故の影響への対応で資産処分を通じた資金調達を目指す中 で、「液体天然ガス事業を売却する可能性に備えることを決めた」と説 明した。

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