ポルトガル:借り入れコスト上昇、今年最後の入札-5億ユーロ発行

ポルトガル政府が15日実施 した入札で、借り入れコストは上昇した。格付け会社ムーディーズ・ インベスターズ・サービスが隣国スペインの格付けを引き下げ方向 で見直すと発表した後の入札で、ポルトガルは3カ月物証券で5億 ユーロ(約560億円)を調達した。

ポルトガル債券発行機関IGCPによると、2011年3月18日 償還の証券の平均落札利回りは3.403%。前回の11月3日の入札 では1.818%だった。応札倍率は1.9倍で、11月の2.2倍を下回 った。IGCPが9日に公表した発行予定額は5億ユーロ。

コメルツ銀行の債券ストラテジスト、デービッド・シュナウツ 氏は電話で「心配していたよりは若干低い利回りだったが、全体と しての状況が変わるわけではない」と指摘。どの年限の証券でも調 達でのポルトガルの苦戦は変わらないとして「ストレスの度合いは 極めて重い」と述べた。

入札後にポルトガル10年国債の利回りは上昇。8ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇の6.64%となった。ブルー ムバーグのデータによれば、ドイツ債との利回り格差は342bpに 拡大。利回り上昇は8営業日目となっている。

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