野村HD:G-SIFIに認定される可能性大-ゴールドマン

野村ホールディングスは新たな国際 基準で、国際的に重要な金融機関、いわゆる「G-SIFIs」に認定 される可能性が高いと、米ゴールドマン・サックス・グループが指摘し た。

ゴールドマンのアナリスト、フィリッパ・ロジャーズ氏は14日付 のリポートで、野村HDは国内の複数の資産クラスで「圧倒的なシェア」 があり、「グローバルな連関性も高い」ことから、G-SIFIsに認 定される可能性が高いと述べ、その場合、資本の自由度は制限され、さ らなるM&Aのための増資リスクが生じるとした。

金融安定化理事会(FSB)とバーゼル銀行監督委員会は「大き過 ぎてつぶせない」金融機関に適用するより厳しい自己資本規制と、その ような金融機関をどのような定義に基づいて指定するかについて検討 を進めている。

野村の渡部賢一社長は11月29日の投資家説明会で、同社は預金を 集めてリスクをとる金融機関ではなく、総資産の規模が世界で上位80 位程度であることから、G-SIFIsに該当しないとの見解を示して いた。同社広報担当(東京在勤)の並川徹氏はコメントを控えている。

これに関連し、自見庄三郎金融担当相は翌30日、個別の金融機関 との意見交換などについてはノーコメントとした上で、SIFIの特定 にあたっては規模も大事な要因だが、それに限らず「市場での重要性」 や「国際的な」相互関連性など幅広い観点からの判定が重要だと述べた。

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