NAND価格、1月に最大10%上昇も-東芝の生産停止で

台湾の専門調査会社の予測では、 NAND型フラッシュメモリーの価格が1月中旬までに5-10%上昇す る見通し。電圧低下により、東芝の半導体生産拠点である四日市工場 (三重県四日市市)の生産が一時停止し、出荷量が減少することが響く ため。

スポット価格情報などを提供する調査会社DRAMエクスチェンジ のアナリスト、シーン・ヤン氏が15日、ブルームバーグ・ニュースとの 電話インタビューで語った。同氏は、市場で指標となる容量32ギガ(ギ ガは10億)ビットの価格が現在の5ドルから5-10%上昇するだろう、 とみている。

今月8日午前5時21分に中部電力の四日市火力発電所(同)で変電 設備に不具合が生じ、供給電力が瞬間的に低下。この影響で、同工場で は操業が一時停止したため、同社では来年1-2月の製品出荷量が最大 で2割程度減る可能性があるという。ヤン氏は、全供給量の5%が減る との見方を示しており、「価格はすでに上昇し、1月中旬まで上昇は続 くだろう」と述べた。

東芝の四日市工場で生産しているのは、携帯電話やパソコンなどに 欠かせない半導体部品のNAND型フラッシュメモリー。10日午後3時 にはほぼ通常通りの操業に戻った。東芝はNAND型フラッシュメモリ ーで韓国のサムスン電子に次ぐ世界2位。

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