JPモルガンとゴールドマン、エーザイ株の売り持ち増やす

JPモルガン・チェースとゴール ドマン・サックス・グループが、エーザイの株式のショート(売り持 ち)ポジションを増やしている。主力製品であるアルツハイマー型認 知症治療剤「アリセプト」が米国で特許保護を失うことを受け、株価 下落を見越した売りが膨らんでいる。

当局への届け出によれば、JPモルガンは顧客と自己勘定による エーザイ株のショートポジションを3億7500万ドル(約310億円)相 当に拡大させた。ゴールドマンも売り持ちを1億2700万ドルに増やし た。

エーザイは、アリセプトのジェネリック(後発医薬品)との競争 による売り上げへの影響を和らげるため、新薬開発に取り組んでいる。 米食品医薬品局(FDA)は先月、インドの医薬品メーカー、ランバ クシー・ラボラトリーズに米国でのアリセプトのジェネリックの販売 を認めた。

JPモルガンのエーザイ株の売り持ち増加については、同行の機 関投資家向け運用部門、JPモルガン・ホワイトフライヤーズ(ロン ドン)が届け出た。JPモルガンの広報担当、ブライアン・マーチオ ニ氏、ゴールドマンの広報担当、岩立澄子氏(東京在勤)はいずれも コメントを控えた。

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