DeNA株4連騰、「怪盗」成功でARPU懸念後退とシティ証格上げ

携帯向けのゲーム・交流サイト「モ バゲータウン」が主力のディー・エヌ・エー株が一時、前日比3.4% 高の2732円と4連騰。自社製タイトルによる会員1人当たりの売上高 は従来想定以上だとし、シティグループ証券では14日に投資判断を 「買い」に引き上げたため、今後の収益上振れを見込む買いが入った。

シティグループ証券の福田聡一郎アナリストは14日付のリポー トの中で、自社製ソフト「怪盗ロワイヤル」の成功が会員1人当たり の売上高を示すARPUを従来想定以上に押し上げている、と指摘。 同タイトルが強力なゲームコミュニティを構築したことで、「他社製タ イトル増によるARPU希薄化リスクを抑制する」との見方を示した。

同証では、投資判断を「ホールド」から「買い」へ、目標株価を 従来の3600円から4200円に引き上げた。目標株価は、ディスカウン ト・キャッシュフロー(DCF)法を用い、来期予想ベースのPER でおよそ16倍に当たる。

福田氏によると、同タイトルのコミュニティを核として他社製ソ フトが投入されることで、「内製タイトルと他社製タイトルの両社のア クティビティが活性化するという好循環を形成している」という。同 証では、今期(2011年3月期)の連結営業利益予想を従来の462億円 から565億円に、来期(12年3月期)を531億円から714億円へそれ ぞれ引き上げている。

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