アジアの富裕層、高級ワイン市場を席巻-オークション売上高88%増

世界のワイン競売大手3社の売 上高が今年、88%増加した。アジアの富裕層がワイン市場を席巻しラフ ィットなどフランス産ビンテージワインの入札を競ったためだ。

ブルームバーグの算定によると、総売上高は過去最高の2億5210 万ドル(約210億円)に達した。売上高が最も多かったのはワイン専門 競売会社のアッカー・メレル・アンド・コンディット。ニューヨークで 18日に開く今年最後のオークションでさらに最大500万ドルを売り上 げる可能性がある。米サザビーズのワインオークションの売上高は過去 最高の8930万ドルだった。

アッカーとサザビーズの売り上げの伸びの主因は香港でのオークシ ョンが盛況だったことだ。両社の売上高は倍増、英クリスティーズ・イ ンターナショナルは39%増の6790万ドルとなった。

サザビーズのワイン部門責任者、セレナ・サトクリフ氏は「これほ ど速いペースでこのような状況となったのは、アジアの買い手の多くが ゼロからスタートしているからだ」と指摘。「アジアの人々は欧米流の ライフスタイルに移行している。大きな家を建てセラーを持ちたいと思 っている。それがビジネスでも社会生活でも重要な部分を占めている」 との見方を示す。

ワイン収集家の英作曲家アンドルー・ロイド・ウェバー氏はアジア でのオークションに出品する予定だ。サザビーズが来年1月22日に香 港で開くオークションでボルドー産とブルゴーニュ産のワイン747点を 出品する。価格は最大3200万香港ドル(約3億4500万円)に上ると みられている。

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