仏クレディ・アグリコル、今後10年は欧州事業拡大へ-リスクは低め

【記者:Fabio Benedetti-Valentini】

12月15日(ブルームバーグ):支店数でフランス最大の銀行、ク レディ・アグリコルは今後10年について、ポーランドなどの欧州諸国 で消費者向け金融や金融サービス事業を拡大する方針だ。

ジャンポール・シフレ最高経営責任者(CEO)はパリで記者団に 対し明らかにした。また、同行が法人・投資銀行部門をリテール(小口 金融)事業に「一段と連携」させる考えで、今後10年間の戦略計画は 過去10年に比べて「リスクは低い」内容だと説明した。

3月に就任したシフレCEOの前任であるジョルジュ・ポジェ前C EOは、損失削減に向けて法人・投資銀行部門を縮小した。同行はかね て、2012年までにギリシャ部門のエンポリキ銀行の赤字を解消する方 針を示している。

シフレCEOはエンポリキ銀行の業績転換時期の見通しを確認する とともに、スペインのバンキンテルやポルトガルのバンコ・エスピリ ト・サントの保有株を売却する計画がないことも明らかにした。

15日の発表によると、同行はフランス国外の顧客数を現在の650 万人から増やしたい意向だ。ポーランドなどの欧州諸国や地中海地域で もリテール事業を拡大する計画する方針で、それは主に同行のフランチ ャイズが基盤となる見通し。

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