東電波株が一時ストップ高、携帯電話普及で水晶需要増期待-低PBR

水晶関連製品が主力の東京電波の 株価が一時、前日比100円(17%)高の685円とストップ高(制限値幅 いっぱいの上昇)。5月6日以来、約7カ月ぶりの高値を付けた。携帯 電話の世界的な普及を背景に、水晶関連製品の需要が高まっている。収 益環境が良好にもかかわらず、株価は割安とみた買いが入ったようだ。

コスモ証券投資情報部・副部長の清水三津雄氏は1週間で5割近く 上昇した同社株の急騰を、「年末特有のもちつき相場の象徴のようだ」 と表現。「株価純資産倍率(PBR)1倍割れの値動きの良い銘柄に追 随買いが集まる流れ」が背景にあるとしている。午前終値の652円で算 出した東電波株のPBRは0.66倍。

日本水晶デバイス工業会が10月に発表した2010年度の水晶デバイ スの生産数量予測は、前年度比10%以上の増加となっている。会社側 では今期(11年3月期)の連結営業損益を3億円の黒字と、前期の1 億9600万円の赤字から改善すると見込んでいる。

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