中国:消費者のインフレ懸念、99年以降で最も深刻-中銀調査

中国では、消費者の物価上昇をめぐ る懸念が1999年以降で最も深刻になっている。この2年余りで最も高 い水準にあるインフレ率の抑制に向けて取り組みを強化する政策当局 の判断を裏付ける結果だ。

中国人民銀行(中央銀行)が50都市の消費者2万人を対象に実施 した10-12月(第4四半期)の調査によれば、74%が物価は高過ぎる と回答。この割合は7-9月(第3四半期)の調査を15.6ポイント上 回った。人民銀が15日、消費者信頼感調査の結果をウェブサイトに掲 載した。

中国当局は10月に政策金利を引き上げたが、その後は追加利上げ を見送る一方、インフレに対処するため市中銀行の預金準備率を段階的 に引き上げ、食品の国家備蓄を取り崩すなどの行政措置を取っている。 北京で12日閉幕した中央経済工作会議では、指導者らは物価の安定に 向けて追加措置を講じる方針を表明した。

ソシエテ・ジェネラルのエコノミスト、ウェイ・ヤオ氏(香港在勤) は15日、「金利の正常化が最善の選択肢だ」と述べた上で、インフレが 「購買力を損ない」つつあり、貯蓄から株式などの資産への資金移動を 消費者に促していると語った。

調査では、家計の76%が不動産価格は許容範囲を超えて高いと回答。 09年1-3月(第1四半期)の調査で初めてこの質問が加えられて以降、 同割合は最も高くなった。

--Sophie Leung, with assistance from Zheng Lifei, Alf Cang, Luo Jun, Li Yanping. Editors: Paul Panckhurst, Chris Anstey

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 東京 蒲原桂子 Keiko Kambara +81-3-3201-2359 kkambara@bloomberg.net 記事に関する記者への問い合わせ先: Sophie Leung in Hong Kong at +852-2977-6126 or sleung59@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey at +81-3-3201-7553 or canstey@bloomberg.net

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