ゴールドマンのオニール会長:ブラジルのレアルは過大評価の可能性

米ゴールドマン・サックス・ア セット・マネジメント(GSAM)のジム・オニール会長は、ブラジル の通貨レアルが過大評価されている可能性を指摘するとともに、ユーロ 圏の債務市場で来年、一段のボラティリティ(変動性)を予想した。

オニール会長は14日、ラジオ番組「ブルームバーグ・サーベイラ ンス」でトム・キーン司会者のインタビューに答え、ブラジルについて 若干、慎重姿勢を強める必要があると指摘し、「レアルは過大評価され ている。ブラジルからロンドンに私を訪ねてくる人たちは、ロンドンの 物価が安いと言っている」と語った。

こうした発言は、ブラジルとロシア、インド、中国を2001年にB RICsとオニール会長が名付けてから、いかに世界が変わったかをあ らためて示すものだ。レアルは01年初めからドルに対し約15%上昇し、 09年初めからだけでみると36%上昇している。

またオニール会長は、ユーロ圏16カ国政府が各国の競争力格差の 均衡を図る方法を模索し続ける中で、欧州ソブリン債危機は来年も引き 続き市場のかく乱要因になると予測する。「これは信用危機ではないと 思う」とし、「欧州経済通貨同盟(EMU)の構造とガバナンス(統治) の危機という色彩がより強く、早期の解決は容易ではない」と語った。

一方、同会長は、米10年物国債利回りが現在の3.3%から、中期 的には5%程度まで上昇する予想。「米国の経済指標をしっかり見れば 見るほど、同国経済の回復は本物と感じる」と語った。

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