NY連銀でデリバティブ改革率いたリュブケ氏、ゴールドマンに入社

【記者:Matthew Leising、Shannon D. Harrington】

12月14日(ブルームバーグ):ニューヨーク連銀に15年勤務 し、店頭デリバティブ(金融派生商品)市場改革への取り組みを 率いたテオ・リュブケ氏が、米投資銀行ゴールドマン・サックス・ グループに入社したことが、ブルームバーグ・ニュースが入手し た資料で分かった。

資料によると、リュブケ氏(44)は今月、ゴールドマンの証 券部門で規制改革担当の最高責任者として勤務を開始した。この ポストを新設したことでリュブケ氏は「規制改革に関する法律へ の対応で部門および社全体の指導部と緊密に連携する」ことが可 能になると、資料に記載されている。ゴールドマンの広報担当、 マイケル・デュバリー氏(ニューヨーク在勤)はこの資料を確認 した。

5カ月前には、583兆ドル規模の店頭デリバティブ市場への規 制が盛り込まれた金融規制改革法(ドッド・フランク法)が成立。 規制改革でスワップの取引価格が公になるため、ゴールドマンの ようなディーラーは利益が圧縮される恐れがある。

リュブケ氏は2007年、ニューヨーク連銀のガイトナー総裁(当 時)によってデリバティブ市場改革担当責任者に起用された。同 連銀は05年以降、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS) 市場の見直しを推進している。

同氏は9月にニューヨーク連銀の上級副総裁に就任し、連銀 以外の職探しを始めたと、事情に詳しい関係者が当時語っていた。

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