ヘッジファンドの利益増-北欧電力価格、天候要因で3年で最大の上昇

北欧の電力価格が月間の上昇率と して過去3年間で最大となった。北極圏の天候、水不足、原子炉の停止 などが背景にあり、ヘッジファンドの利益を押し上げている。

来年1-3月期の北欧4カ国の電力価格は13日、2006年以来の 高値に達した。11月中は27%上昇した。11月のノルディック・パワ ー・トレーディングFMBAのリターン(投資収益率)は29%、ノル ワット・エナジーのファンドは6.6%だった。これはブルームバーグが 今週調査したファンド9本の上位を占めた。9本の運用総額は少なくと も2億6800万ドル(約220億円)。

ノルディック・パワー・トレーディングのオーナー兼ファンドマネ ジャー、ビヤルン・ワルベック氏はデンマークからのインタビューで、 「ボラティリティ(変動率)が高いほどもうかる。水不足なので今年の 冬は本当に変動が激しくなりそうだ」と述べた。

スウェーデン気象水文研究所によると、北欧の気温は11月、例年 より最大でセ氏7度低く、平年との気温差は北半球で最大を記録した。 降雨・降雪量が少なく水力発電には不十分だった。

ナスダックOMXグループの商品取引所(オスロ)で取引されてい るノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランドの来年1-3 月に引き渡しとなる電力の価格は1000キロワット時当たり79.05ユ ーロ(約8900円)となった。これは06年8月以来の高値。14日は

9.4%下落し68.10ユーロ。

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