野村Hなど証券株小高い、優遇税制2年延長へ-格下げの大和G軟調

野村ホールディングスなど証券株 が小高い。株式譲渡益と配当にかかる税率を10%に軽減している「証 券優遇税制」を2年延長、2013年末に廃止することが14日に決まり、 延長による効果継続を見込んだ買いが先行している。

東証1部33業種の証券・商品先物取引指数採用銘柄の値動きを見 ると、野村HLD株が一時前日比1.3%高の534円、SBIホールデ ィングスが1.8%高の1万2750円、カブドットコム証券が3.8%高の 386円、岡三証券グループが1.5%高の350円など。

自見庄三郎金融・郵政担当相と野田佳彦財務相は14日夕、「証券 優遇税制」の取り扱いについて合意した。2011年度税制改正大綱に明 記する。個人投資家の投資意欲を喚起する効果などが期待されている。

一方、ゴールドマン・サックス証券が15日付の投資家向けリポー トで、投資判断「売り」として調査を開始した大和証券グループ本社 は同1.4%安の421円と軟調な値動き。同証はほかにも、野村HLD の判断を新規「中立」とした。大和証Gについては、国内取引高が低 迷、業績回復が明確になるまで株価のレンジ推移を予想する中、銀行 株や野村などとの比較感で弱気の判断としている。

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