大塚Hの初値は2170円、公募価格比3.3%高-その後一段高

医薬品や健康食品が主力の大塚ホ ールディングスが15日、東証1部市場に新規上場した。午前9時10分 に付いた初値は2170円で、公募価格の2100円を3.3%上回った。その 後も買い注文が優勢で、一時は2200円を付ける場面もあった。

ベイビュー・アセット・マネジメント運用第二部長の高松一郎氏は 「落ち着いた寄り付きで良かった。時価総額が大きく注目度も高い」と 語る。初値で計算した時価総額は1兆2100億円。医薬品企業では武田 薬品工業、アステラス製薬、第一三共に次いで4位。

高松氏は、今後の株価形成では成長性に対する評価がポイントと指 摘したうえで、「医薬品企業を見るように、新薬パイプライン(品ぞろ え)などの変動が重要になろう」と述べていた。

大塚HDの事実上の創業は1921年。徳島県鳴門で化学原料メーカ ーとして誕生した。その後、1946年に点滴注射薬事業に参入、1960年 代に大塚製薬や大鵬薬品工業を設立、現在は関係会社を合わせ全世界 145社でグループを形成している。

会社側の2011年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比5%増 の1兆1380億円、営業利益が同22%増の1200億円、1株利益(EP S)は159円28銭。

上場に際して8000万株の公募と1450万株の売り出し(オーバーア ロットメントを含む)を実施した。公募は日本での募集が約3割、海外 が7割。主幹事は野村証券。このほかUBS証券やモルガン・スタンレ ーが海外売り出しなどで協力している。

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