スタートT株が上場来高値、株式分割で最低売買額下げる

アパレル専門の通信販売サイトを 運営するスタートトゥデイ株が大幅続伸。株式分割などで最低売買金 額を従来の3分の1に引き下げると14日に発表。業績の高成長期待に 加え、投資家層の拡大や株式の流動性向上を見込んだ買いも入り、一 時前日比9.6%高の35万円と連日で上場来高値を更新した。

スタートTは、来年1月31日の株主を対象に1株を300株に分割、 同時に2月1日に単元株制度を採用し、売買単位を1株から100株に 変更する。これにより、最低投資額は実質現状の3分の1に下がる。

いちよし経済研究所の大石益美シニアアナリストは足元の株価上 昇について、ファンダメンタルズ面の良さが背景にあると指摘。アパ レルの店舗販売が苦戦する中、「投資家はファッションサイトでのネッ ト販売に対し、まだ懐疑的ながらも、そのポテンシャルに目を向け始 めている」と話した。スタートTの11月の商品取扱高は前年同月比 54%増の52億円と、今期に入って8カ月連続で前年を上回っている。 同氏によると、国内でのアパレル市場規模は約9兆円という。

スタートTが運営する「ZOZOTOWN」は現在、日本語サイ トのみだが、海外マーケティングなどを進め、外国語対応のサイトを 作ることも事業戦略の候補に入っている。大石氏によれば、「グローバ ルサイトを近々立ち上げようとしていることに対し、海外投資家も関 心を寄せている」という。また、13日発売された東洋経済新報社の会 社四季報で業績の高成長持続予想が示されたほか、テレビCM効果も あり、「足元では個人投資家の買い意欲も強まっている」としていた。

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