米企業CEO:10-12月景況感、06年以来の高水準-来年は成長加速へ

米企業の最高経営責任者(CE O)の10-12月(第4四半期)の景況感が、売上高と投資、雇用の 増加見通しを背景に2006年1-3月(第1四半期)以来の高水準と なった。

米企業経営者が参加する経済団体ビジネス・ラウンドテーブルが 14日公表した調査によると、CEOの経済見通し指数は101と、 102を付けた06年第1四半期以来の高水準となった。今年7-9月 (第3四半期)は86だった。同指数は50を上回れば経済活動の拡 大を指すとされる。

回答者の45%は雇用を増やす方針で、この割合は前期から14 ポイント改善。また、80%が向こう半年間に売上高が伸びるとみて おり、前期の66%から上昇した。米失業率は1948年の統計開始以 降で最長となる1年4カ月連続で9.5%以上の状態が続いており、そ の低下には企業による雇用拡大が必要だ。

ビジネス・ラウンドテーブルの会長を務めるベライゾン・コミュ ニケーションズのCEO、アイバン・サイデンバーグ氏は14日の電 話会議で、「時間の経過とともに需要が加速し続ければ、景気の不透 明感の一部は後退し始めるだろう」と語った。

同氏は「短期的な需要は良好だ」としながらも、「不透明感の払 拭(ふっしょく)に取り組み続けなければ、米景気刺激に真に必要な 投資の大幅回復や資本の利用は進まないという基本的な問題を依然と して抱えることになる」と指摘した。

同調査によれば、CEOの59%は設備投資の拡大を計画してい る。前回調査では49%だった。また、11年の米経済成長率見通しは

2.5%。これは、前回調査で示された今年の成長率見通し1.9%から 加速となる。ブルームバーグ・ニュースが今月2-8日にエコノミス トを対象に実施した調査では、11年の米経済成長率は2.6%(予想 中央値)と見込まれている。

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