欧州:11月の新車販売台数、8カ月連続減-ACEA

欧州市場での11月の新車販売台 数は8カ月連続で減少した。一部の国々では1年前の販売奨励策の余 波が需要回復の妨げとなる中、イタリアのフィアットなどの落ち込み が目立った。

欧州自動車工業会(ACEA)が15日発表した11月の新車登 録台数は110万台と、前年同月の118万台から6.5%減少。1-11 月累計では、前年同期比5.1%減の約1270万台となった。

イタリアの登録台数は前年同月比で21%減少し、ギリシャとスペ インに次ぐ大幅な落ち込みとなった。フィアットは24%減の7万 4194台。前年同月は、政府補助金の期限切れを前に駆け込み需要で 急増していた。

補助金の縮小が続くフランスでは、登録台数が前年同月比11%減 少。ルノーは12%減の11万5487台。プジョーシトロエングループ (PSA)は9.5%減の14万4542台となった。

一方、高級モデル向けの値引き率が低かったために昨年は販売奨 励策の恩恵をほとんど受けなかったドイツのBMWは、前年同月比 19%増の6万6050台。独ダイムラーはメルセデス・ベンツ部門がけ ん引役となり、2.5%増の6万2台。ドイツの登録台数は6.2%減と、 減少率が10月の20%から鈍化した。同国は2009年9月に補助金を 打ち切っている。

トヨタ自動車は前年同月比20%減の4万4670台。11月ではフ ィアットに次ぐ大幅な減少となった。米フォード・モーターは15%減 の8万5856台と、3番目の落ち込み。

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