中国:北京市が交通混雑緩和に向け提案-世界最悪、返上なるか

世界で最も交通事情が悪いと される中国の首都、北京は、混雑緩和に向け公共自転車の提供や地 下の道路建設、一部地域の通行の有料化などを提案した。

北京市当局は13日にウェブサイトを通じ、公有車の台数制限 や地下鉄路線増設なども含む案を示し、北京市民からの意見を募っ ている。

中央政府による減税措置や補助金で中国の自動車販売台数は急 増。それに伴い運転者数も交通量も大きく増えた。中国は昨年米国 を抜き世界一の自動車市場になったが、米IBMのリポートが北京 市の交通事情をメキシコ市と並ぶ世界最悪に位置付けたことを受け、 市当局は住民の懸念緩和に取り組み始めた。

自動車業界調査会社JDパワー・アンド・アソシエーツの上海 在勤アナリスト、ジェニー・ク氏は、「こうした措置は自動車購入コ ストの代わりに利用コストを押し上げるが、本当に車が欲しいと思 っている人がそれをあきらめることはないだろう」と指摘した。

IBMがドライバー8192人を対象に今年4、5両月実施した 調査では、北京が世界で最も通勤・通学に「骨の折れる」都市に選 ばれた。道路事情の予測可能性やガソリン価格、精神的苦痛などを 基準にランク付けた。中国で最も豊かな都市である上海市では1986 年以来、自動車登録数を制限し、市内を走る車の数を管理している。

--Liza Lin, Michael Wei. Editors: John Liu, Kae Inoue

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Editor: Akiyo Kinoshita 記事に関する記者への問い合わせ先: Liza Lin in Shanghai at +86-21-6104-3047 or llin15@bloomberg.net Michael Wei in Beijing at +86-10-6649-7717 or Mwei13@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Kae Inoue at +81-3-3201-8362 or kinoue@bloomberg.net

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