アジア株:上昇、銅・原油値上がりで原材料株が堅調-輸出株は安い

14日のアジア株式相場は上昇。M SCIアジア太平洋指数が5週間ぶり高値を付けた。商品値上がりで 原材料株が買われたが、円相場が対ドルで強含み、日本の輸出株は売 られた。

世界最大の鉱山会社、英・オーストラリア系BHPビリトンは

0.5%高。銅先物相場が終値ベースで最高値を更新したことや、原油高 を好感した。海洋油田で中国最大手、中国海洋石油(CNOOC)は 香港市場で0.6%高。韓国の現代重工業は8.9%高。コンテナ船の発注 を増やしたのを好感した。

一方、円高傾向で輸出の採算見通しが悪化したキヤノンは下落。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時45分現在、前日比

0.6%高の135.00と、11月9日以来の高値に上昇。指数構成銘柄のう ち、値上がりと値下がりの割合は約3対2。

ペンガナ・キャピタル(メルボルン)で運用に携わるティム・シ ュローダーズ氏は、「懸念される中国の利上げはこれまでのところ現実 のものとなっていない」と指摘。「市場にはほっとした感じがある」と した上で、「インフレ圧力が中国の長期的な成長見通しを損ねるとの懸 念を当局が次第に強めるようになれば、この安心感もつかの間のもの になるかもしれない」と語った。

日経平均株価は前日比22円88銭(0.2%)高の1万316円77銭 で引けた。

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