インド:11月の卸売物価指数、7.48%上昇-今年最低の伸び

インドの11月のインフレ率は 11カ月ぶり低水準となった。インド準備銀行(中央銀行)は今月の会 合で利上げを休止する余裕を持てそうだ。

インド商工省が14日発表した11月の卸売物価指数(WPI)は 前年同月比7.48%上昇と、10月の同8.58%上昇から伸びが鈍化し た。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト27人の予想 中央値では同7.45%上昇が見込まれていた。

ただ、物価上昇圧力は依然として強まる可能性がある。10月の鉱 工業生産がここ3カ月で最も高い伸びとなり、利上げが今年に入って 6回実施された後でも消費需要がなお力強いことが示唆されているた めだ。インド中銀のスバラオ総裁は16日の金融政策決定会合で利上 げを見送った後、1月の会合で利上げに踏み切る公算が大きいと、エ コノミストらはみている。

コタク・マヒンドラ銀行のチーフエコノミスト、インドラニル・ パン氏(ムンバイ在勤)は統計発表前に「中銀は今月、利上げを休止 する」と予想。「インフレ圧力が高まり、経済成長が力強いことから1 月には利上げするだろう」と述べた。

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