米ゴールドマン、第2のダークプール検討-EU規制強化の動きに対応

世界で最も収益力のある投資銀行、 米ゴールドマン・サックス・グループは、規制強化に対応するため、 第2の私設取引システム、いわゆるダークプールの開設を検討してい る。欧州連合(EU)の政策担当者が透明性向上を求めていることが 背景にある。

ゴールドマンはすでに導入している「シグマ」に続く新たな取引プ ラットホーム「シグマX MTF」を創設する話し合いを監督当局と進 めている。デービッド・シュリンプトン氏が13日の電話インタビュー で明らかにした。

ゴールドマンの新しいダークプールは、規制上のステータスがC hi-Xヨーロッパなどのマルチラテラル・トレーディング・ファシ リティー(MTF)により近いものとなり、外部のトレーダーも利用 できるようになるという。

EUは私設取引システムのディスクロージャー(情報開示)強化 を求める方針。これに対して、UBSや野村ホールディングス(HD) といった金融機関はMTFを開設し、自社のダークプールについて規 制面で対応を進めている。

証券会社や取引所への助言業務を手掛けるマーケット・ストラク チャー・パートナーズの責任者、ニキ・ビーティー氏は「政策担当者 がどこに向かおうとしているか分からない状況で、これらの金融機関 は規制面のリスクヘッジをそろって進めている」と指摘した。

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