豪州:悪天候で2010-11年資源輸出額見通し引き下げ-小麦など被害

オーストラリアは、2010-11 年度(10年7月-11年6月)の資源輸出額見通しを引き下げた。悪天 候に見舞われ穀物生産に影響が出たことに加え、金や鉄鉱石、原料炭の 輸出の伸びが予想を下回っていることを理由として挙げた。同国は石炭 や鉄鉱石、羊毛の世界最大の輸出国。

豪州農業資源経済科学局(ABARES)は14日、電子メールで 送付した文書で、同国の資源輸出額が2111億豪ドル(約17兆5000 億円)になるとの見通しを示した。予想通りなら過去最高水準。9月 時点の予想は2149億豪ドル、前年度の修正値は1711億豪ドルだっ た。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の推計による と、降雨の影響により今シーズンに3州で生産される小麦のうち最大 60%の品質が飼料用に引き下げられる可能性がある。降雨の影響で石 炭生産にも支障が生じた。輸出に重点を置くウエスタンオーストラリ ア州では干ばつの影響で穀物生産が落ち込んだ。

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