持田薬株が1カ月半ぶり高水準、バイオ後続品でハンガリー大手と提携

中堅製薬メーカーの持田製薬の株 価が続伸。前日比2.2%高の886円と、10月28日以来、約1カ月半ぶ りの高水準に値を戻した。ハンガリーの医薬品大手ゲデオン・リヒター とバイオ後続品の日本での開発・販売などで包括提携したと14日発表、 将来的な収益寄与などが期待された。

同社広報担当の高橋信三氏は、リヒターのバイオ後続品を日本で独 占的に開発・販売する権利を取得することで、「持田薬らしい品ぞろえ が実現できる」としている。開発候補品の詳細や業績影響などは、具体 的なプランが固まり次第、順次公表していく方針。

持田薬は4月に公表した3カ年中期経営計画で、2013年3月期の 後発品事業の売上高を50億円に高める方針を示している。11年3月期 見込みは30億円。リヒターとの提携に伴い、バイオ後続品も後発品事 業に含めていく考えだ。

クレディ・スイス証券の酒井文義シニアアナリストは、バイオ後続 品の開発一般について、「日本ではバイオシミラー(バイオ後続品の一 種)のガイドラインが出来ておらず、少なくとも2-3年は実現性に関 して疑問符が付く」と述べ、慎重に見守るべきとの見方をしている。

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