幻冬舎株が反発、経営側がTOB価格13%引き上げ-ファンドに対抗

出版社大手の幻冬舎の株価が前日 比2.4%高の25万4000円まで反発。同社の見城徹社長が代表を務める 特別目的会社が株式公開買い付け(TOB)価格を従来のから13%引 き上げたことを受けた。

幻冬舎は10月末、経営陣による企業買収(MBO)を目指してT OBを実施すると発表。11月1日から12月14日までの日程で、1株 あたり22万円で買い付けを行っていた。

しかし、12月7日に英ケイマン諸島に本籍を置く投資ファンドの イザベル・リミテッドが、同社株の議決権の30.6%に相当する8397株 を保有し、筆頭株主になったことが判明。それ以降、幻冬舎株はTOB 価格を上回る23万-26万円で推移していた。

見城氏側は今回、TOB価格を1株24万8300万円に引き上げると ともに、買い付け予定数の下限も従来の1万8300株(発行済み株式総 数の50.83%に相当)から1万3725株(同38.13%)に変更し、TOB 期間も今月28日までに延長した。幻冬舎取締役会は13日、条件変更後 のTOBに賛同する旨を表明、株主にTOBに応募するよう勧めた。

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