11月英住宅市場:価格下落を示す回答、1年半ぶり低水準-RICS

英王立公認不動産鑑定士協会(R ICS)が集計した英住宅市場に関する11月の調査結果では、住宅需 要が減退する中で価格下落を示す回答の割合が1年半ぶりの低水準付 近にとどまった。

RICSが電子メールで14日配布したリポートによれば、不動産 業者や鑑定士を対象に実施した同調査で、住宅価格が下落したとの回 答は上昇したとの答えを44ポイント上回った。10月は下落が上昇を 49ポイント上回っていた。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト 16人を対象にまとめた調査の予想中央値では、下落が50ポイント上 回ると見込まれていた。

RICSの広報担当者、イアン・ペリー氏は発表資料で、「将来の 歳出削減が雇用市場にどう影響するかという不安が、明らかに潜在的 な購入者の心理になお重くのしかかっており、多くは年明けまで『様 子見』を決め込んでいる」と説明。「与信の抑制が今後も初めての取得 者に購入を思いとどまらせる」と記した。

33万人の雇用減少につながる第2次大戦以降で最大規模の歳出 削減に消費者が身構える中、英住宅市場は低迷している。イングラン ド銀行(英中央銀行)は今月、政策金利を過去最低水準に据え置いた ものの、銀行は依然として与信を引き締めており、10月の住宅ローン 承認件数は8カ月ぶりの低水準となった。

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