米年末商戦:ティファニーなど高級ジュエリー好調、景気回復の予兆か

ジャスティン・ローゼンブラッ トさんは今月、妻や友人への贈り物として、ロベルト・コインの指輪 やソニアレネのモノグラムのネックレス、さらにウェンディ・ミンク のイヤリングに2000ドル(約16万6300円)の出費を覚悟している。 これは去年の倍額だ。

ローゼンブラットさん(37)は、テレビドラマ「ゴシップ・ガー ル」などを放送する米ケーブルテレビ局CWネットワークのバイスプ レジデント。「大切な人のために気前良く使うつもりだ」と話し、 「予算は意識しているが、景気はやや息を吹き返しつつあるように感 じている」と語る。

市場調査会社の米IBISワールドによれば、今年の年末商戦で の宝飾品の売り上げは前年比6%増の43億9000万ドルに達する見通 しだ。昨年の売り上げは前年の10分の1に落ち込んでいた。

米ティファニーは今年の売り上げを10%増と見込む。米オンラ イン宝飾小売りのブルー・ナイルは10-12月期で最大12%増を予想 している。

米消費者調査会社ラグジュアリー・インスティチュートのミルト ン・ペドラザ最高経営責任者(CEO)は、こうしたぜいたく品の購 入は消費者が購買意欲を取り戻し、広範な回復の予兆だと指摘する。

同CEOは、「宝飾品は最後に上向く分野であることが多い」と 述べ、「店頭で売られている商品の中でもおそらく最もぜいたくなも のだろう。景気循環が総じて転換期を迎えたことを示している」と続 けた。

先週発表された12月のロイター・ミシガン大学消費者マインド 指数は、6カ月ぶりの高水準を記録した。ブルームバーグがエコノミ スト56人を対象にまとめた最新の月間調査では、2011年の個人消費 の伸び率は平均2.6%と、今年の1.7%増から拡大が見込まれいる。

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