米住宅、「水面下」物件減少-原因は価格上昇ではなく差し押さえ急増

米国では住宅の資産価値が住宅 ローン残高を下回る「アンダーウォーター(水面下)」状態の物件の 数が第3四半期(7-9月)に減少したことが、米不動産データ会社 コアロジックのリポートで明らかになった。不動産価値が上昇したと いうよりも、住宅差し押さえの急激な増加が主な理由という。

同リポートによると、アンダーウォーター状態の住宅は9月末時 点で約1080万件だった。これは住宅ローン全体の件数の22.5%に相 当する。前四半期は1100万件(同23%)だった。減少はこれで3四 半期連続。

不動産の価値下落や10%に近い失業率を背景に、住宅差し押さえ が急増している。コアロジックのチーフエコノミスト、マーク・フレ ミング氏によれば、競売にかけられた差し押さえ物件は第3四半期に 月平均で11万件。前年同期は約9万8000件だった。

フレミング氏は13日の電話インタビューで、「アンダーウォータ ー状態の物件を減らす方法は2つある」と指摘。「価格の上昇、もし くは住宅の処分だ。処分は人々が住宅から追い出されることを意味す る。現在は処分が増えている」と述べた。

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