クレディ・スイス:偶発転換社債を来年発行も-CEOがFTに語る

スイス2位の銀行、クレディ・ス イス・グループは、早ければ来年にも偶発転換社債(通称CoCo) の発行を開始する可能性がある。監督当局は銀行がこうした証券を活 用して損失に備えるバッファーを準備することを奨励している。

ブレイディ・ドゥーガン最高経営責任者(CEO)は英紙フィナ ンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで、「来年中に何かでき ればよいと考えている」と語った。

同CEOは10月にブルームバーグテレビジョンとのインタビュ ーに応じ、そうした証券に投資家が関心を示したと述べていた。「どち らかといえば早期」に発行することに利点があるとの見方も示した。

スイス政府の諮問委員会は同月、クレディ・スイスとUBSのリ スク加重資産に対する最大9%の資本を2019年までにCoCoで保 有することを勧告していた。

両行によると、バーゼル銀行監督委員会がまとめた銀行の新しい 自己資本・流動性基準案である「バーゼル3」に基づくと両行のリス ク加重資産はそれぞれ4000億スイス・フラン(約34兆円)に膨らむ。 最大360億スイス・フランずつのCoCo発行が必要になる可能性が ある。ブルームバーグの試算が示した。

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