アジア株:上昇、中国利上げ見送りを好感-米景気回復を楽観も

13日のアジア株式相場は上昇。 中国の利上げ見送りを好感したほか、米国の景気回復が勢いを増して いるとの楽観的な見方が強まった。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時現在、前週末比

0.4%高の133.59。指数構成銘柄のうち、値上がり銘柄数と値下がり 銘柄数の割合は約2対1。年初来では11%上昇している。日経平均株 価の終値は前週末比81円94銭(0.8%)高の1万293円89銭。

中国人民銀行(中央銀行)は10日、市中銀行の預金準備率を引 き上げると発表。翌日発表の11月の消費者物価指数は前年同月比

5.1%となったものの、利上げは見送った。11日発表の11月の工業 生産と小売売上高もそれぞれ前年同月を上回っている。

TAインベストメント・マネジメント(クアラルンプール)のフ ァンドマネジャー、チーマン・ラム氏は、中国が「利上げすれば、よ り広範囲に一段と大きな影響を与える。当局の慎重な対応は市場にと ってはプラスだ」と指摘した。

中国の上海総合指数は前週末比0.2%高となり、年初来の下落率 は12%に縮小。ただ依然としてアジア株式市場では最大の落ち込みと なっている。中国の不動産開発会社で時価総額が最大の万科企業は値 上がりした。

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