仏サノフィ:米ジェンザイムへの買収提案を1月21日まで延長

フランスの製薬最大手サノフ ィ・アベンティスは、米ジェンザイムに対する総額185億ドル(約1 兆5600億円)の敵対的な株式公開買い付け(TOB)の期限を来年 1月21日まで延長すると発表した。

サノフィの13日の発表資料によれば、1株当たり69ドル、総額 約185億ドルでの買収提案は今月10日に期限切れの予定だった。同 日真夜中までにTOBに応じた株主の保有株数は合計で発行済み株式 の0.9%に当たる約220万株に達した。サノフィは、ジェンザイムの 株主に提案に応じる時間的猶予をさらに与えるため期限を延長したと 説明している。

サノフィは10月4日、ジェンザイムに対する敵対的なTOBを 開始。ジェンザイムのヘンリ・タミアー最高経営責任者(CEO)は、 サノフィの提示額は低過ぎるとして交渉を拒否していた。

ジェンザイムの株価は8月の買収提案発表以来、69ドルを上回 る水準で推移しており、この買収価格でのサノフィとの交渉を拒否し たタミアーCEOが株主を味方に付けていることを示唆している。10 日の米株式市場で、ジェンザイムの株価終値は前日比17セント安の

69.82ドル。サノフィは仏市場では0.1%弱の下げだった。

ブルームバーグのデータによれば、この買収が実現すれば、製薬 業界の敵対的買収としては、サノフィ・サンテラボがアベンティスを 約640億ドルで買収し、サノフィ・アベンティスが誕生した2004年 の案件以来で最大の規模となる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE