ロシアVTB:人民元建て債を約130億円起債-調達コスト引き下げ狙

ロシアの2位銀行、VTBグル ープは、アジア以外の新興国の企業として初めて人民元建て債を起債 した。資金調達コストの引き下げを狙う。

VTBは10日、期間3年の元建て債(表面利率2.95%)を10 億元(約130億円)起債した。同行の発表文によれば、募集を「大幅 に超える申し込み」があり、応募の約9割をアジアの投資家が占めた という。ブルームバーグが集計したデータによれば、VTBが発行し たルーブル建て債(2013年10月償還)の利回りは7.58%、ドル建 て債(15年3月償還)は同5.395%となっている。

ロシアと中国は、ユーロとドルの影響を軽減するため、世界およ び2国間貿易での両国通貨の利用促進を目指している。中国が先月22 日から銀行間市場で元の対ルーブル取引を認めたのを受け、ロシアの MICEX証券取引所は今月15日にルーブル・元取引を開始する。

ブルームバーグの集計したデータによれば、元建て債の発行はV TBがロシア企業第1号で、アジア地域以外の新興国の発行体として も初めて。ルーブルは元に対して年初から5.3%下落している。

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