ECBのノワイエ氏:政策対立は為替変動引き起こす-G20に訴え

欧州中央銀行(ECB)政策委員 会メンバー、フランス銀行(中央銀行)のノワイエ総裁は11日、外国 為替市場のボラティリティ(変動性)を煽るような行動の回避を20 カ国・域(G20)に呼び掛けた。政策対立は為替を不安定にするリス クを高めると指摘した。

同総裁はパリで講演し、「ボラティリティは必ずしも悪いことでは ないかもしれないが、政策が誘引している場合は問題となる。金融市 場がショックを和らげるのではなく、悪化させることになる」と語っ た。フランスは現在、G20の議長国。

ノワイエ総裁は講演で、各国には独自の金融政策を実施する自由、 為替操作を回避する限りにおいて為替相場メカニズムを設定する自由 があり、さらにすべての国の相互依存が高まっているという3つの現 実を理解していることが政策協調を左右すると指摘。

その上で「現在の環境では、こうした3つの現実を調和させるこ とが以前よりも困難になってきた。各国が互いの金融・為替政策に挑 む傾向が最近数週間に見受けられる。これが良い結果を生むとは私に は思えない」と述べた。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 笠原文彦  Fumihiko Kasahara  +81-3-3201-3761 fkasahara@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Mark Deen in London at +33-1-5365-5066 or markdeen@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Kirkham at +44-20-7673-2464 or ckirkham@bloomberg.net

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