スティグリッツ教授:FRB量的緩和第2弾はかなりのリスク生み出す

ノーベル経済学賞受賞者のジョゼ フ・スティグリッツ米コロンビア大学教授は10日、米連邦準備制度理 事会(FRB)による追加国債購入拡大計画が新興国への資金流入を 増加させ、「かなりのリスク」を突き付けるとの見方を示した。

スティグリッツ教授はチリのサンティアゴで開かれた経済セミナ ーに出席し、「FRBが生み出しているこうした全ての流動性は、米経 済を成長させることはなく、流動性を欲していないアジアやその他の 新興市場に向かう」と指摘。「これらの国々の大半は対応し始めてお り、資本規制や為替介入、資本流入への課税といったさまざまな介入 を実施している」と述べた。

同教授はさらに、金融機関はFRBのプログラムで供給される資 金を欧米よりも回復ペースの速いアジアなどの新興市場に投資するだ ろうと予想。資本流入の増加が新興国通貨の上昇を招き、資産バブル を発生させる可能性があると警告した。

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